【 就活NGワード例あり 】面接で重要なのは、相手への気遣い
こんにちは。
現役の採用担当です。
今回のテーマは、
" 面接で重要なのは、相手への気遣い "
割と切実に思うのですが、年々面接に臨む学生の気遣いのなさを実感しています。
売り手市場が続いていた影響かもしれませんが、気遣いができない人は面接も通過しづらく、入社後もビジネスコミュニケーションに苦戦します。
逆に就活中から改善できたら、入社後に同期から一歩先を行けます。
面接でありがちな " NGワード " を取り上げながら、気遣いの重要性を3分ほどにまとめてみました。
それでは早速本題です。
" 何社か面接練習で受けていて "
面接官「様々な業界の企業を多く選考中なのですね」
学生 「はい。興味のない企業もありますが、何社か面接練習のために受けていて」
文字にするとなかなかな受け答えですが、意外とインターンの選考や本選考序盤の面接で実際にあるやりとりです。
これは面接中の企業からすると「うちも練習なのかな」と誤解を招きやすい表現です。
加えて、「この学生は本当に脂肪度が高いのかな」という思いから、学生への質問もより試される内容になりがちです。
応募者からすると、デメリットばかりでメリットはゼロ。
そもそもマナーとしてNGですよね。
意外と口走る学生が多いので、注意です。
" 毎月の手取り額を教えてください "
面接官「何か確認したい点はありますか?」
学生 「毎月の手取り額を知りたいです。」
これも意外ですが、毎年3〜4名は聞いてくる学生がいます。
この質問のまずい点は2点。
1つ目は、前置きなく、ストレートに条件面のみ聞いている点。
日本社会において、給与面を聞くことはまだまだセンシティブなことです。
そのため、前置きなくストレートに聞くことは、いい印象を持たれることはありません。
聞く場合には、「御社への入社を真剣に考えていて」など質問の背景を加えましょう。
こちらもマナーです。
2つ目のまずい点は、手取り額については自分で調べればわかるという点です。
以前、こちらの記事でも紹介しましたが、手取り額はどの企業でも自分で調べれば把握できます。
自分で調べればわかることを面接官に聞くことは、いい印象を持たれません。
" 相手視点に立ち、相手への気遣いを "
普段のコミュニケーションでも同じですが、面接でも相手視点に立ち、相手への気遣いができることが重要です。
気遣いができる人って、普段の生活でも好かれますよね。
面接では、" 自分を採用することでの相手のメリット " を効果的に伝えられるかが合否に関わります。
ここをうまく伝えられるかは、どれだけ企業側の、面接官側の立場で考えられるかが重要です。
相手の立場がわからないと、自分のどんな点が相手にとってのメリットかわかりるはずもありません。
ぜひ面接でも相手への気遣いを大事にしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
今後も日頃の採用活動での気付きやよくある質問を取り上げていきます。
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