生まれかわっても、採用担当

現役採用担当が、日々感じることを発信していきます。

【 採用のリアル 】就活しんどくても、自分を安売りしてはいけない話

こんにちは。

現役の採用担当です。

21卒の学生さんと面接させてもらう中で強く感じるのですが、

内定が出るか不安に感じている人が非常に多いです。

コロナショックによる就活の大きな変化で、不安を抱えるのは当たり前ですよね。

 

人によっては、

「とりあえず内定が早く欲しい」と考える人も少なくないと思います。

 

そこで、今回のテーマは、

" 就活しんどくても、自分を安売りしてはいけない話 " 

リアルで、厳しい内容かも知れませんが、

就活が辛くて不安な方にほど読んで欲しい内容です。

 

3分ほどの内容にまとめています。

 

それでは早速本題です。

 

 

「とりあえず内定が早く欲しい。。」

私自身、同じ思いを就活中に感じていました。

 

海外にいた関係で周囲から就活を大きく出遅れ、とにかく早く内定を獲得しないと...と焦っていたことを鮮明に記憶しています。

そういう不安な時ほど、企業に合わせてしまったり、媚びてしまったり、自分を安売りしがちになりやすいですよね。

 

 

自分を安売りすると、入社後に苦労しやすい

 

こちらが今回の記事で最も伝えたい内容です。

 

「それでも内定が出ないか不安。。」

「じゃあどうすればいいんだ!」

 

そういった気持ちはとてもわかりますが、ぜひ知って欲しい事実なので先に解説します。

 

"採用時点で、あなたの大方のキャリアは決まっている"

 

専門職を除き、採用時点であなたの大方のキャリアの方向性は決まっています。

採用担当は、選考フローを通じて、"この学生にはこんな活躍をして欲しい" という大方の方向性を決めます。

 

前提として、仕事やキャリアに優劣はないと考えますが、それでも遠慮されがちなキャリアはあります。

学生の中でよく話に上がるのが、地方転勤や現場のキャリアなどです。

 

選考フローで自分を安売り=企業に合わせ、媚びてしまうと、そういったキャリアに当て込まれる可能性は高まります。

 

もちろん、これは確定のキャリアではありません。

大学受験と同じように、合格点を取れば入学でき、その後の成績に影響がない企業もあります。

ただ、現実として、学歴社会の日本では、入社時点での印象や順位がキャリアに影響を及ぼす企業も多いのが事実です。

この傾向は、学歴派閥などがある日系大手に多い印象です。

 

 

"自分を評価してくれる企業を選ぶという選択もあり"

 

一番の理想は、自分も望む企業に自分が必要とされることですが、人気企業はいつの時代も人気です。

大手というだけでいつの時代も人気ですよね。

 

そのため、誰もが知る人気企業は、優秀な人材が集まります。

仮にその企業に集まる人材の学歴、能力と、自分のそれにギャップがある場合、あなたのキャリアは明るくないかも知れません。

そのキャリアは、本当の意味で安定しているのでしょうか。

 

それより自分を高く評価してくれる企業で、たくさんの挑戦の機会をもらいながら、スキルを磨いていく方が、本当の意味での安定に繋がりやすいとも考えられますよね。

 

就活が厳しいと言われる今だからこそ、世間の固定観念を外し、自分を必要としている会社を見てみることをおすすめします。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

今後も日頃の採用活動でよくある質問を取り上げていきますが、

もし聞きたいことがあればこちらからお願いします。