生まれかわっても、採用担当

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【 自己分析は不要? 】やりたい仕事につく方法

こんにちは。

今回のテーマは、"やりたい仕事につく方法"

私は就活中、「どうしたらやりたい仕事につけるんだろう」というモヤモヤをずっと抱えていました。

一度きりの新卒入社、できることならやりたい仕事につきたいですよね。

今回は、やりたい仕事につく方法について紹介していきます。

3〜4分で読める内容ですので、キャリアにお悩みの方はぜひ。

 

それでは早速本題です。

 

結論から言うと、やりたい仕事につく方法は2通りあります。

1つは、意図的戦略

もう1つは、創発的戦略

 

それぞれ説明すると、

意図的戦略は、目指すべき目標から逆算してキャリアを積み上げていく方法です。

こちらは、自己分析で明確なやりたい仕事がある人に向いている戦略です。

例えると、マラソンのようなもので、「〇〇分でゴールするために、このポイントは○○分で通過し、折り返し地点は〇〇分で通過しよう」といった具合です。

 

反して、創発的戦略は、目の前の出来事や出会いを繋ぎながら、キャリアを積み上げていく方法です。

言い方を変えると、色々なことを試しながら、自分がやりたい仕事を模索していく方法で、まだやりたい仕事が明確にない方におすすめの戦略です。

例えると、川下りのようなもので、とりあえず川の流れに乗りながら、面白そうな岸があったらひとまず降りて見て試し、また川の流れに乗って、別の岸を探すといった具合です。

 

 

"キャリアの8割が、予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される"

 

これは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授という方の言葉で、数多くの人のキャリアを研究した上での結論です。

 

つまり、キャリアのほとんどは、現在想定できない出来事や偶然によって成り立ちます。

やりたいことがまだない方、朗報です。

 

優秀な、優等生な方ほど、"自分のやりたいことはなんだろう" という、半ば強迫観念のようなこの言葉に苦しめられますが、言ってしまえば、今考えても本当にやりたいことはわかりっこありません。

むしろ、それは人生をかけて見つけていくものだ。

だから、目の前の出会いやチャンスを大切にして行こう。

 

就活中に出会ったこの考えは、"やりたいことを見つけないと" と自分を苦しめていた自分を救ってくれました。

 

かのホリエモンの言葉にも

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」とあるように、

"今" に集中し、目の前の一つひとつを大事にしていくことで、本当にやりたいことや、それにつながる道が開てくるのかもしれません。

 

自己分析で、ある程度の自分の進む方向性だけ見極めたら、積極的に人生を使って試していきましょう。

 

 

ちなみに。

 

とはいえ、むやみやたらに試してみるのは不安ですよね。

例えば、仮に自分が進みたい分野が、数年後に衰退することが確定していたら、その分野はやめた方がいいはず。

 

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最後までご覧いただきありがとうございます。

 

今後も日頃の採用活動でよくある質問を取り上げていきますが、

もし聞きたいことがあればこちらからお願いします。